Nさんのことのことをこれから記録していこうと思う。
「ダンス」からは離れるので、ご容赦のほどを。
2017年11月28日。火曜日
いまは、Nさんは昼から仕事となっている。
いろんなことがあった後、週4日、半日づつの勤務となっている。
そんな日、Mはかねてから考えていたことを先週実行していた。
家の、ホームベルを新しいのに変えることだ。費用は2万円弱だった。
外からピンポーンと呼ばれると、その声とその人の映像が部屋の中の小さなモニターに映し出されるというのだ。
これがいまでは当たり前なのだと業者は言う。
当地に来てほぼ、30年取り替えずに前のものを使っているのは、この辺で、うちともう一軒だけだった。
少しだが、お金が出来たのでMは真っ先に取り替えを実施した。
夕方、Nさん帰宅。
その旨を伝え、新しい「ドアフォン」の方法を説明しだしたときだ。
「2階はどうなったの。2階も替えないと」
「2階は必要ないだろう。そう思って取り払ったよ」
というと
「2階を替えないと意味ない」
と言いだしたのだ。
また、はじまったのだ。
「何?!2階は必要ないだろう。それにこれまでほとんど使っていないだろう」
「、、、」
「本当に必要だったら、オプションで取り付けできるからそうすれば、、」
「、、、」
素直ではないから、必ず「いちゃもん」をつけるのがこの人のクセ。
今日はさすがにMも頭に来て
「取り付けてよかったね、のまえに、まずいちゃもんかい。なんて性格のわるいことだ。」
と言った。勢いだった。
だが、これしきのことをいったからと言って動揺するような御仁ではない。
「反省する」「誤る」という言葉はこの人にはないのだ。
これまで半世紀近く付き合ってきて「反省」のことばやアクションというのを、Mは一度も見たことがないのだ。
●Nさんのこと。記録しとかねければいけない。
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